目次
動力革命から300年、電気利用から150年を経る今世紀半ばまでに、エネルギーシステムの姿は一変するだろう。
1.序論
1)エネルギー新時代の予感
2)新時代に向かう最近の兆候
2.イノベーションが拓くエネルギー新時代
1)エネルギー・環境分野の技術開発
2)エネルギー・環境イノベーションの展開
3)革新的イノベーション戦略
4)社会イノベーションの重要性
5)脱炭素社会の構図
3.再生可能エネルギーの未来
1)再生可能エネルギーの現状
2)国民負担の急増など顕在化する課題
3)改正FIT 法による対応
4)系統制約の克服に向けて
5)FIT 制度の抜本見直し
6)再エネ主力電源化が導く未来
4.核エネルギーの未来
1)核エネルギーの基本的意義
2)福島原子力事故後の原子力発電の状況
3)放射線被ばくリスクへの対応
4)正しいリスク認知が核エネルギーの未来を拓く
5.化石燃料はどうなるのか
1)化石燃料の歴史的役割
2)化石燃料の大量利用分野とその対策
3)CCUS という解決策
6.電力システム革命
1)エジソンの発明から公益事業規制まで
2)電力自由化の潮流
3)電力システム改革は何処へ行くのか
4)情報と電力のシステム統合が拓く世界
7.新時代を拓く俯瞰的視点
1)成熟時代のエネルギー需要
2)電力システム革命を契機に
3)グリーンファイナンスの存在感
4)エネルギーイノベーションの新潮流
5)俯瞰する視点
8.備忘録