【特集1まとめ】BWR復活前夜 長期停止の要因・影響・行方

2024年3月2日

2011年3月の福島第一原子力発電所事故から今年で13年を迎える。
60Hz地域にあるPWR(加圧水型原子炉)が順調な稼働を続ける一方、
BWR(沸騰水型原子炉)はいまだ長期停止を余儀なくされているが、
ここにきてようやく3地点の再稼働が実現する可能性が高まってきた。
東北電力女川2号機、中国電力島根2号機、そして東京電力柏崎刈羽6、7号機。
残る4地点の再稼働に向けた対策工事や安全審査の状況はどうなっているのか、
BWRを巡る情勢を総点検しつつ、長期停止の要因や影響、今後の行方を探った。

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