【記者通信/1月27日】中部電も情報閲覧が発覚 不正の連鎖とまらず
2023年1月27日
大手電力において不正行為の連鎖が続いている。27日、関西電力、東北電力などに続いて、中部電力でも送配電部門が持つ新電力などの情報を小売り部門が閲覧していたことが明らかになった。送配電部門が中立性、公平性を維持することは電力小売り自由化の「根幹」であり、各社は「タブー」を犯したことになる。今後行われるシステム改革の再検討の中で、現在の法的分離を見直す声が高まるのは避けられないもようだ。
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