大規模金融緩和が終局へ 電力債の発行に暗雲も

2023年2月10日

昨年12月、日本銀行が発表した大規模金融緩和の〝サプライズ修正〟。市場は事実上の「利上げ」と受け取り、円安・株安に振れた。黒田東彦日銀総裁は「利上げではない」と大規模緩和の継続を誓うが、総裁任期は4月8日まで。2月10日に新正副総裁の人事案が公表予定で、「誰になっても異次元の金融緩和路線は修正されるだろう」(アジアエネルギー研究所・廣瀬和貞氏) 気掛かりなのは、大手電力会社が発行す
この記事は有料記事です。
続きを読むには...

既存ユーザのログイン