IPCC最新報告書の波紋 次の目標策定へ影響必至

2023年4月11日

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が3月20日、9年ぶりとなる第6次統合報告書を公表した。注目点は、産業革命前からの温度上昇を1.5℃に抑えるための中間地点となる2035年の目標水準を示すかどうか。報告書では初めて「温暖化ガスを35年に19年比で60%減」と明示した。今後のG7(主要7カ国)サミットや、温暖化防止国際会議・COP28への影響は必至だ。 今年のCOP28では、各
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