大手電力各社が再発防止策 関西は「発販分離」が焦点に

2023年6月4日

 大手電力会社間のカルテルや顧客情報の不正閲覧など相次ぐ不祥事で大揺れの関西電力を巡って、発電事業と電力小売り事業の分離が現実味を帯びつつある。電力小売り競争の健全化に向けた方策の一つとして、経済産業省から宿題を課せられたもので、関電は継続的な検討を行っているもようだ。実現すれば、2015年4月にJERAを設立した東京電力、中部電力の両社に続き、発販分離が行われることになる。
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