混迷深まる「中間貯蔵」の正念場 抵抗貫く青森・福井の舞台裏事情

2023年8月4日

関西電力は福井県の原発で発生する使用済み燃料の一部をフランスに搬出する方針を示した。 今年末に期限を迎える中間貯蔵施設の候補地提示を巡り、事態は正念場を迎えている。 「福井県外に搬出されるという意味で、中間貯蔵と『同等の意義』がある」 物議を醸す見解だった。関電は6月12日、使用済みMOX燃料約10t、使用済みウラン燃料約190tを使用済みMOX燃料の再処理実証
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