【特集1】首都直下発生前に何をなすべきか 復興を主導した後藤新平に学ぶ

2023年9月2日

巨大地震の経験を繰り返しているにもかかわらず危機意識が低すぎる日本人。必ず起こり得る首都直下型地震を前にして作家の江上剛氏が警鐘を鳴らす。 「天災は忘れたころにやってくる」とは、物理学者・寺田寅彦の警句だ。彼は、大正12(1923)年9月1日に発生した関東大震災の被害調査にも当たった防災学者だった。この警句を知っていたとしても天災に備えないのが私たち凡人の悲しき性である。
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