【特集1】半世紀の歩みを検証しGXに生かせるか いま再び問われる安全保障の強化

2023年10月2日

その後、スリーマイルやチェルノブイリの事故がありながらも、日本では3E(供給安定性、経済合理性、環境適合性)の観点から原子力の重要性を政策上明確に位置付けてきたが、2011年3月の福島第一原発事故で状況が一変。原子力政策の低迷期に突入した。 そして電力・都市ガス小売全面自由化や、脱炭素化のうねりが拡大する最中、ロシア・ウクライナ戦争により日本のエネルギー安保は再び正念場を迎えている。
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