【マーケット情報/12月15日】原油上昇、需要回復の見込み強まる

2023年12月18日

【アーガスメディア=週刊原油概況】

先週の原油価格は、主要指標が軒並み、小幅に上昇。需要回復の見込みが台頭した。

米国の連邦準備理事会は、年内最後となる13日の会合で、金利の据え置きを決定。また、2024年には引き下げる可能性を示唆した。さらに、欧州中央銀行、およびイングランド銀行も、金利を据え置いた。これにより、景気減速に歯止めがかかり、石油需要が回復するとの見方が広がった。

また、国際エネルギー機関が来年の石油需要予測を上方修正。先月より、GDP成長率の見通しが改善したことを要因とした。

中国では、11月の工業生産指数が前年比で改善し、2022年2月以来の最高を記録。価格の支えとなった。

一方で、中国における消費の減少は依然弱材料となっており、主要指標の上昇を小幅に留めた。


【12月15日現在の原油相場(原油価格($/bl))】

WTI先物(NYMEX)=71.43ドル(前週比0.20ドル高)、ブレント先物(ICE)=76.55ドル(前週比0.71ドル高)、オマーン先物(DME)=76.04ドル(前週比0.19ドル高)、ドバイ現物(Argus)=76.40ドル(前週比0.64ドル高)