【マーケット情報/2月12日】原油上昇、需給引き締まる

2024年2月13日

【アーガスメディア=週刊原油概況】

2月5日から12日までの原油価格は、主要指標が軒並み上昇。中東情勢のさらなる悪化にともなう供給不安、米国における需給逼迫観が強材料となった。

イスラエルは、米国や中東諸国の仲介にもかかわらず、イスラム組織ハマスが提案したガザでの停戦を拒否。また、イエメンを拠点とする武装集団フーシは引き続き、紅海を航行する船舶を攻撃している。さらに、米軍のドローン攻撃で7日、イランの武装集団幹部が一人死亡。中東地域の治安悪化で、原油の供給不安が一段と強まった。

供給面では、米国のガソリン、軽油の週間在庫が、製油所の定修を受け減少。また、米エネルギー情報局は、今年の国内生産予測に下方修正を加えた。米国における需給の引き締まりも、価格に対する上方圧力となった。


【2月12日現在の原油相場(原油価格($/bl))】

WTI先物(NYMEX)=76.92ドル(前週比4.14ドル高)、ブレント先物(ICE)=82.00ドル(前週比4.01ドル高)、オマーン先物(DME)=80.83ドル(前週比3.43ドル高)、ドバイ現物(Argus)=80.84*ドル(前週比3.50ドル高)

*ドバイ現物のみ9日との比較