柏崎刈羽原発の「地元同意」焦点 再稼働巡る意思決定手順再考を

2024年6月10日

特に東電の場合、新潟県内は本来の電力供給エリアではないため、柏崎市や刈羽村を除く地元との関係が相対的に希薄だった面は否定できない。県議会関係者からは「地元が信頼を寄せる東北電力に柏崎刈羽原発の運営を委ねられないか」との声も出ているほどだ。 それだけに花角英世知事も「再稼働の判断にあたっては県民の受け止めを尊重する」と慎重な姿勢に終始しており、出直し知事選や住民投票も否定していな
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