【コラム/10月8日】千葉市とTNクロスの意外な関係 レジリエンス対策に注目

2020年10月8日

「NTTの澤田純社長は、サラリーマンの時の直属の上司」。こう話すのは千葉市の熊谷俊人市長。市は東京電力ホールディングスとNTTの共同出資会社であるTNクロスと契約し、市内の避難所182カ所に再生可能エネルギー設備を導入する。具体的には、太陽光発電設備、蓄電池、付帯設備を設置することで、CO2排出削減と災害時のエネルギー確保を同時に実現するものだ。導入は2020年度から2022年度までの3年間。運転の開始日から最長20年間を予定する。

台風15号で打撃を受けた千葉市。東電のライバルの東京ガスも、市側にエネルギーレジリエンス対策を提案していたもようだが、現時点では東電側に軍配が上がる。NTTの澤田社長は京都大学工学部卒で、土木を専攻。関係者によると、洞道などのインフラ分野に知見が深いという。その薫陶を受けた熊谷市長は、レジリエンスに再エネをどう活用していくのか、注目される。