【記者通信/1月7日】電源ミックス議論は「3E+S」で 脱炭素偏重の落とし穴

2021年1月7日

「全国の原子力発電が順調に稼働していた東日本大震災以前の日本であれば、少なくとも供給安定性の面では今のような事態にはならなかった。それは断言できる」。大手電力会社の幹部は、需給ひっ迫の危機にさらされている電力供給の現状について、こう言い切った。 しかし、かつて安定供給の主役を担っていた原発は、この最大需要期にもかかわらず稼働していない。しかも、現在は「司法リスク」という、得体の知れないリス
この記事は有料記事です。
続きを読むには...

既存ユーザのログイン