【特集2】求められる「急がば回れ」の議論 火力本来の機能で脱炭素化に対応

2021年2月3日

早期の脱石炭は不可能 調整力不足でゆらぐ安定供給 ―世界的に脱石炭の議論が活発です。 中澤 今後短期間で「脱石炭」に向かうのは、電力供給上もエネルギーセキュリティー上の観点から言っても無理だと思います。一方、CO2の観点から石炭火力を野放しにはできないことも確か。その点については、金子先生がおっしゃるように、発電効率を高める技術開発が必要で、発電効率の悪い古いプラントを、
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