「炭素価格付け」が急展開か 交錯する経産・環境省の思惑

2021年3月5日

首相の指示という政治介入で、カーボンプライシングが再びエネルギー・環境政策の表舞台に引っ張り出された。経済を痛めないよう現実解を探る経産省に対し、炭素税導入が悲願の環境省は、意外にも攻めあぐねている。 長年膠着状態にあったカーボンプライシング(炭素価格付け、CP)の議論が、政治介入で新たな局面を迎えている。昨年末に菅義偉首相が、梶山弘志経済産業相と小泉進次郎環境相に連携して
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