データ時代の国力の礎 数字にモラルのある人づくり

2021年4月25日

【リレーコラム】河本薫/滋賀大学データサイエンス学部教授 データ分析の道を歩み出したきっかけは、米国ローレンスバークレー研究所への留学だった。1999年当時は、インターネットが急速に普及し始めた頃だ。それに乗じるように「IT機器の電力消費は全電力需要の8%を占め、10年後には50%を占める。それに備え、もっと石炭火力をつくろう」という趣旨のレポートが公表された。石炭業界に近いコンサ
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