廃炉にどう向き合うべきか 「解体撤去」ではない方法も

2021年4月23日

古い原子炉は、遮蔽コンクリートごと建屋から切り離して、隣に新設したコンクリート建屋の中に収納されている。これなどは、新しい隔離埋設方式といえる。 解体撤去は、原子力発電所向きといえる新しい廃炉方式だ。1980年代初頭に、日米英の三国が独自の方法で、それぞれに実施したのが具体的な始まりだ。日本原子力研究所のJPDRは、世界で2番目に解体撤去を達成した発電所だ。 放射性廃棄物
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