薄れる石油火力の存在意義 維持・管理に向け必要な政策は

2021年5月22日

<最終的に依存できる燃料 戦略的予備力として一定の価値> 視点B:山本隆三 常葉大学名誉教授 第二次世界大戦後、日本政府は復興に必要になる産業のコメである鉄鋼に加え、石炭の生産に資源を集中する傾斜生産を行った。結果、エネルギー供給を支える石炭生産量は急増。国内炭の生産量は三井三池炭鉱の労働争議が終結した翌1961年に5541万tに達したが、その後取り扱いが
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