【特集1】高価な技術の拙速な選択は悪手 成長との両立へ政策大転換を

2021年8月2日

野村浩二/慶応義塾大学産業研究所教授 「再エネ最優先」が目的化してしまえば、グリーン成長どころか日本経済が一層しぼむ可能性が高い。政策のまやかしから脱し、環境と経済の真の両立を図るために今後必要な対応とは。 長期のエネルギー転換へと向けた道筋では多くの不確実性が存在する。確かなことは、今世紀半ばでも日本がエネルギーを組み合わせて利用する重要性は変わらないこと、そして移
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