発送電分離で公平な競争促す 料金低下と安定供給の両立を

2020年7月8日

【論説室の窓】佐々木達也/読売新聞論説副委員長 電力制度改革の総仕上げとされる「発送電分離」が4月から始まった。大手各社が分社化して「器」は整った。その恩恵を利用者に着実に届けてもらいたい。 大手電力会社の発電部門と送配電部門を別会社にする「発送電分離」が、4月から各社に義務付けられた。2016年に先行して分社した東京電力を含む大手電力9社と、電源開発(Jパワー)が分離を終え
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