気候モデルでノーベル賞受賞 「政治」を嫌った真鍋氏の信念

2021年11月5日

ノーベル物理学賞の受賞が決まり、会見する真鍋氏(10月5日、米ニュージャージー州) 2021年のノーベル物理学賞を、米プリンストン大上席研究員で地球科学者の真鍋淑郎氏らが受賞することが決まった。地球温暖化を予測する気候モデルを開発した功績が評価された。 真鍋氏は1960年代に大気大循環モデルを世界に先駆けて構築し、特に1964年の「放射対流平衡モデル」は気象学のブレークスルーともいえ
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