【記者通信/11月12日】どうする!?熱分野のCN化 「定義付け」に高い壁

2021年11月12日

政府が掲げる2050年カーボンニュートラル(CN)社会の実現は、ある意味不可逆的な流れとして社会全体に大きな転換を促そうとしている。 日本の最終エネルギー消費のうち直接的な電力として利用されるのは約3割で、残りは化石燃料を用いた熱利用が占めている。目標を達成できるかは、電源の非化石化に加え、この熱利用分野のカーボンニュートラル化をいかに進めるかにかかっていると言っていいだろう。ところが、注
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