炉心急冷で何が起きたか 福島2・3号機「溶融」の経緯
2021年12月23日
じくじく燃焼した3号機 冷却中断で燃料棒温度上昇 冷水注入によるジルカロイ・水反応が始まったのが13日9時25分、爆発が翌14日11時1分だから、注水から爆発までに丸1日以上ある。3号機の事故は、炉心溶融までの時間が長く、悠長だ。 悠長な事故だから、ジルカロイ燃焼は2号機のように激しくない。多分、燃料温度が低く、小さな部分的な燃焼がじくじくと続いたのであろう。従っ
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