石油とアナログ半導体 共通する需給ひっ迫の構造

2022年6月13日

【オピニオン】後藤康浩/亜細亜大学教授 世界経済に暗雲を広げるインフレの主因は化石燃料と穀物の需給ひっ迫だが、それ以上に自動車など産業界を悩ませているのが半導体の供給不足だ。化石燃料と半導体は一見、まったく異なるコモディティだが、需給ひっ迫の背景には共通性がある。とりわけ両分野で“古株”の石油とアナログ半導体には供給側で類似した構造問題が生じている。 「脱炭素」の標的
この記事は有料記事です。
続きを読むには...

既存ユーザのログイン