【マーケット情報/7月1日】米国、中東原油が上昇、需給引き締まる

2022年7月4日

【アーガスメディア=週刊原油概況】

先週の原油価格は、米国原油の指標となるWTI先物、および中東原油を代表するドバイ現物が前週比で上昇。需給逼迫感が強まり、買いが優勢になった。

リビア国営石油は、政治体制などへの抗議デモを受け、東部輸出港と一部油田でフォースマジュールを宣言した。リビア最大のエルシャララ油田も既に、フォースマジュールの宣言下にあり、同国からの供給が不調となっている。また、米国では、原油在庫が前週から減少した。さらに、24日までの一週間におけるガソリン消費が増加。前年同月は下回ったものの、前週より需要は戻った。

一方、北海原油の指標となるブレント先物は下落。OPECプラスが、7月に続き8月も、日量64万8,000バレルの増産で合意した。追加増産拡大にともなう供給増加の予測が、ブレント先物の重荷となった。また、ロシアの6月1~29日における原油およびコンデンセートの生産量は日量1,067万バレルとなり、前月比で増加したとの情報だ。

【7月1日現在の原油相場(原油価格($/bl))】

WTI先物(NYMEX)=108.43ドル(前週比0.81ドル高)、ブレント先物(ICE)=116.63ドル(前週比1.49ドル安)、オマーン先物(DME)=106.40ドル(前週比0.11ドル安)、ドバイ現物(Argus)=105.81ドル(前週比0.06ドル高)