名古屋港湾統一システムへのランサムウェア攻撃を例にみるまでもなく、「重要インフラ」への攻撃は日々激しさを増しております。サードパーティーを含めた事業者の安全性・信頼性の確保の取り組みは喫緊の課題となっています。

全社的なDXの取り組み、OTのIT化、産業のサプライチェーン化など、すべてのものがインターネットとつながることが前提となる世の中においてサイバー攻撃のリスクといかに向き合うか？　どう対策していくか？　は非常に重要な検討課題ではないかと思われます。

これまで弊社ではオンラインセミナーという形で、エネルギー業界の皆さまに向けた「情報セキュリティ対策」に関する啓発活動を行ってまいりました。その一方で、受講されたエネルギー業界において情報システム、セキュリティー対策に携わる方々同士の情報共有の場が出来ておりませんでした。

そこで今回、電力ISAC様、日本ガス協会様にご協力を賜り、また国の重要インフラにおけるセキュリティー政策について知見をお持ちの方、電力・ガス事業者、重電・重工業メーカーでセキュリティーをご担当している方々をお迎えして、2023年度の「セキュリティー対策」の取りまとめ、また起きてしまったインシデントの分析をご発表いただきます。

また、セキュリティーベンダーが最新のソリューション・対策について、事例を交えて紹介します。

皆さまのネットワーク形成の場を設け、業界全体のセキュリティーレベルの向上について繋がる一日といたします。