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2025年9月16日

COM NEXT2025

ローカル5G最先端の通信技術を多数展示

「第3回次世代通信技術&ソリューション展(COMNEXT、コムネクスト)」が7月30日〜8月1日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。同展示会は光通信技術、高周波技術、ネットワーク設備・配線施工、ローカル5Gなどの次世代通信技術やこれを応用したソリューションの紹介に特化している。最新技術の実機デモや製品が多数展示され、3日間で1万5000人超が来場した。昨今のデータセンター(DC)需要拡大に伴い、DCの建設や運営に必要な製品や、企業や組織のDX推進の流れを受け、最新通信技術をよりカスタマイズして提供する5G・6Gシステムのソリューションなどが注目を集めていた。

経済産業省/日本ガス協会

夏休み恒例の「こどもデー」開催

経済産業省は8月6、7両日、夏休み中の子どもとその保護者を対象に「経済産業省こどもデー」を開催した。国の施策への理解を深めてもらう目的で府省庁が連携して行う「こども霞が関見学デー」に合わせた毎年恒例のイベント。さまざまな企業が出展し、未就学児から高校生まで楽しめる多様な体験型プログラムなどを提供した。日本ガス協会は、学校での環境教育授業を手掛ける大阪ガスネットワークによる小学生向けの環境学習を提供。集まった小学生約20人は、地球温暖化の仕組みや、未来の都市ガス「eーメタン」を生成するメタネーション技術について学び、地球環境について知識を深めた。

ニチガス

拡販に向け長野県に営業所を新設

LPガス販売大手のニチガスは7月、長野県松本市に営業所を新設した。すでに昨年秋から仮設の拠点を設けて営業を進めており、およそ10カ月間で、販売店のM&Aを含めて900件近くの顧客を獲得していた。松本市に加え、塩尻、安曇野、岡谷、茅野、諏訪エリアを中心に今後3年間で7200件の獲得を目指す。また、ガスと電気のセット販売率については80%を目標に掲げている。バルク供給については長野県北部を供給エリアにする北信ガスに委託する。新設した営業所は太陽光や蓄電池、ハイブリッド給湯システムを採用したZEB仕様となっている。

矢崎総業/テクノ矢崎

国内最大級3800kWソーラーカーポートを設置

矢崎総業は静岡県牧之原市に国内最大級の3800kWのソーラーカーポートを設置し、子会社のテクノ矢崎を発電事業者としてグループ内PPAを開始した。PPAは電気を使う家庭や企業、自治体に事業者が太陽光設備を無償提供し、使った電気代を事業者に払うモデル。矢崎総業はこの取り組みにより、事業所全体の使用電力量の約21%を賄う見込みだ。

川崎重工業

大型液化水素貯蔵タンクの製作開始

川崎重工業は8月7日、大型液化水素貯蔵タンクの製作を開始したと発表した。貯蔵容量5万㎥の地上式平底円筒形液化水素貯蔵タンクで、高圧ガス保安法の特定設備検査申請の設計審査に合格。同社播磨工場(兵庫県播磨町)で製作する。同タンクは、NEDOのグリーンイノベーション基金事業で建設する川崎市扇島の国内基地に設置する予定だ。

ヒートポンプ・蓄熱センター

ヒーポン蓄熱システムがCNの鍵に

ヒートポンプ・蓄熱センターは7月24日、第22回ヒートポンプ・蓄熱シンポジウムを都内で開催した。省エネや再エネの活用に関する理解促進と、関係者の連携強化を目的に実施。運転管理実例の発表やパネルディスカッションが行われた。浅井亨専務理事は「ヒートポンプ蓄熱システムがカーボンニュートラルの切り札になると確信しています」と述べた。