【記者通信/10月27日】温暖化ガス「2050年ゼロ」の盲点 問われる菅首相の本気度

2020年10月27日

菅義偉首相は10月26日の所信表明演説で、2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の目標を掲げ、脱炭素社会の実現を目指す方針を表明した。わが国では、2012年4月に当時の野田佳彦内閣が「2050年80%削減」を目指す第4次環境基本計画を閣議決定して以来、これが政府目標となってきたが、世界の脱炭素化の潮流に対応すべく、さらに踏み込んだ格好だ。しかも、所信表明演説でぶ
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