新電力が容量市場見直し要望 「年数億円負担で利益吹き飛ぶ」

2020年11月7日

9月14日に公表された容量市場の約定価格を巡り、業界内外に波紋が広がっている。実需給の2024年度に適用される約定価格が上限に近い1kW1万4137円となったからだ。これに対し、新旧電力の双方から驚きや制度の不備を指摘する声が聞こえる。中でも、市場調達を中心に運営する中小新電力の不満は強い。 「現時点で電源を持ち得ない新電力にとって、容量市場で一方的に負担が増加し、結果的に旧一般電
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