自社の利益を最優先に戦略策定を 一方的に不利益を被る可能性も

2022年1月21日

【羅針盤(最終回)】巽 直樹 (KPMGコンサルティングプリンシパル) 「石炭火力の段階的縮小」で合意したCOP26。そこでの議論は、まさに国益のぶつかり合いだった。 自らの利益を最優先にしたGX戦略の策定へ、国や企業はしたたかに取り組んでいくことが求められる。  2021年11月に開催されたCOP26で採択されたグラスゴー気候合意には、世界で
この記事は有料記事です。
続きを読むには...

既存ユーザのログイン