【コラム/5月10日】「物価対策・金融政策を考える~弾力性喪失の日銀への疑問」

2022年5月10日

飯倉 穣/エコノミスト 1,ウクライナ侵略ショック等で、資源エネルギー価格の高騰があり、加えて米国金融引締 めで、円相場下落が顕著である。輸入物価押し上げによる各種商品の値上げも目立つ。物価対策の基本は、輸入物価上昇の受容、縮小均衡調整である。ガソリン補助金・給付金支給に首を傾げる。物価の番人の日本銀行は、過去10年間と同様、意味・効果曖昧なかつ窮地招来の「長短金利操
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