既存住宅のカーボンニュートラル対策 家庭部門の課題点と解決策 〈後編〉
2022年9月24日
【識者の視点】中上英俊/住環境計画研究所会長 前編の需要側対策を踏まえ、後編では既存集合住宅の課題を考察する。 既存のガスインフラを活用可能なメタネーションや水素利用にも期待が高まる。 2000万戸以上に及ぶストックがある既存集合住宅では、全電化への設備変更は簡単ではない。中でも家庭の給湯用設備の大半は、ガスや灯油による化石燃料由来の燃焼型機
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