次代を創る学識者/村上健太・東京大学大学院工学系研究科 レジリエンス工学研究センター准教授
2022年9月28日
中性子照射により重要機器の材料の変化を精緻に把握する。 原子力発電所の運転期間ルール見直しに欠かせない研究だ。 人間と同じように原子力発電所にも「寿命」がある。ただし、それは安全かつ安定的に稼働できる「健康寿命」であって、生物の寿命とは少しニュアンスが異なる。 東京大学の村上健太准教授は、長く原発の「健康診断」に取り組んでいる。現在、原発の運転期間は一律、原則4
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