【コラム／4月27日】赤字国債麻痺の膨張予算を考える～歳出は大胆、負担先送り、公債残高増の行く末

7，改めて堅実な財政再建への挑戦が必要～構造改革の先兵選挙制度見直しを 現在の経済財政状況は、アベノミクス後遺症、後継政権も黒田日銀の金融政策（国債買い取り、YCC（イールドカーブコントロール））の延長にある。現実無視の成長期待に走り、あるいはMMT論まがいで幾らでも国債発行可能という強弁もある。財政は、現実的な再建策を提示できないほど、歪みを拡大している。財政難の下で