「容量拠出金」を巡る右往左往 電力販売競争は新たな局面へ

2023年12月5日

2020年度に開設された将来の電力安定供給を確保するための容量市場。来年度には拠出金の支払いが始まる。 新たなコストを負担することになる小売各社はこれにどう備えるのか―。動向を探った。 「容量拠出金の支払いに伴うコスト増は、1kW時当たり2円前後と見ている。小売料金に転嫁しなければ利益が帳消しになりかねない水準だが、どう転嫁するべきか決めかねている」 ある新電力
この記事は有料記事です。
続きを読むには...

既存ユーザのログイン