「1.5℃」の難しさが鮮明に COP28経てどうなるエネ基議論

2024年2月4日

シナリオの無謀さに沈黙 各国の温度差拡大 他方、グラスゴー合意以降既定路線となった1.5℃目標が、より明確化されたことへの懸念もある。東京大学公共政策大学院の有馬純特任教授は、温暖化の世界で「1.5℃にこだわる経済圏」と「脱炭素を進めつつも成長最優先の経済圏」の分断が進んでいると指摘。さらに「1.5℃の排出経路について多くの専門家は無理だと口をそろえ、本当に実現を目指すならカー
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