【特集1】設備上の要因で複数基同時申請できず BWR再稼働が大幅に遅れたワケ

2024年3月2日

BWR(沸騰水型原子炉)の再稼働がここまで遅れた背景には何があるのか。 原子炉工学が専門の奈良林直氏は一因として過酷事故時の代替炉心冷却設備の違いを指摘する。 奈良林 直/東京工業大学特任教授 福島第一原子力発電所の事故から13年が経過したが、現在までに再稼働した原発は、関西電力の7基、九州電力の4基、四国電力の1基で、計12基に過ぎない。全てPWR(加
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