【コラム/6月21日】金融政策頼りを考える~期待と不安の帰結

2024年6月21日

飯倉 穣/エコノミスト 1、憂慮の正常化 この時代、金融政策決定会合の度に大騒ぎがある。資産価格(株価等)第一主義の経済政策の一現象である。その限界到来か、徐々に政策を変えざるを得ない状況である。まず金融政策の枠組みを変更があった(2024年3月19日マイナス金利解除、無担保コールレート0~0.1%程度)、4月は様子見。 そして今回決定会合(6月14日)
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