【メディア論評／6月26日】中部電と中国電を巡る注目事案 カルテルの経験は生かされたか

4．不当表示をしていた期間において中国電力が対応していた事案 ところで、不当表示をしていたとされた期間、すなわち22年4月1日～23年1月12日は、中国電力を取り巻く環境はどのようなものであったか。22年11月前後は、カルテルというリスク案件が発生していて意見聴取通知書が出るという状況であり、かつ、そういう中で規制料金の値上げ申請をするというタイミングであった。  （1