インフレで低迷する内需 利上げで円安に歯止めを

2024年7月29日

輸出依存度の高い国にとって自国通貨安は大きなアドバンテージになるが、内需中心の日本は悪影響が無視できない。実際に今年1―3月期のGDP速報値では、個人消費が前期比0・7%減となり、内需の低迷が続いている。 内需を取り戻すには、インフレの鈍化か、実質賃金の上昇が必要だ。前者を実現するには過度な円安に歯止めをかける必要があり、日銀による金融引き締めが求められる。昨年10月の政策変更
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