【特集1】原子力「最大限活用」へのヒント 国民理解と規制の抜本改革を

2024年10月2日

SMR導入を検討するエストニアでは、国民が原子力の必要性を実感する電気料金制度があった。 わが国で新増設を実現するには、国民理解の一層の醸成と適切なリスク計画に基づく規制の導入が必要だ。 岡本孝司/東京大学大学院教授 先日、エストニアを訪問する機会を得た。バルト三国の一つで、古都タリンの街並みは世界遺産にも登録されており、中世の面影を残しカラフルな建物や
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