オンカロが試験操業開始 「10万年後の安全」を求めて

2024年11月10日

長い旅が始まろうとしている。フィンランドの使用済み燃料深地層処分場「オンカロ」が8月30日、試験操業を開始した。同国はいわゆる「核のごみ」の最終処分を巡り、世界のトップを走る。もちろん最終処分場の試験操業は世界初だ。使用済み燃料を再処理せずに直接処分するため、放射能が天然ウラン程度に低下するまでの期間は約10万年とされる。10万年もの間、誤って掘り起こされることはないか、言語の変遷などが
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