【特集1まとめ】見えぬ石油政策 「脱炭素」で揺らぐ安定供給網

2024年12月2日

脱炭素化が加速する中、エネルギー政策上の影が薄くなっている石油産業。ただ石油の役割は根強く、需要は2050年時点でも底堅いと予想されている。輸送用燃料や化学製品原料として、暮らしの隅々に浸透しているからだ。地震など災害時に対応するエネルギーとしても、その重要性は見過ごせない。世界的には産油国を巡る地政学リスクが高まり、国内では人口減少・過疎化が進む。調達から精製、配送まで安定供給網をどう
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