ロシアで進む気候変動の「時限爆弾」 国際社会は地球規模課題に集中を

2025年1月15日

【オピニオン】加藤 学/国際協力銀行 資源ファイナンス部門エネルギー・ソリューション部長 北極圏の海氷融解が指摘されて久しい。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、1980年代と比較し、現在の夏の海氷面積は約50%減少しているとレポートしている。地球温暖化の威力にがくぜんとする。 もっとも、ロシアの影響圏に敏感なプーチンの視座からみると、これは「安全保障上の脅威
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