米国がエタノール外交に躍起 虎視眈々とSAF覇権狙う

2025年1月8日

世界最大のトウモロコシ生産国で知られる米国が、穀物由来エタノールの輸出を拡大しようと躍起になっている。航空業界の脱炭素化を促すSAF(持続可能な航空燃料)向け原料として需要が膨らむ可能性を秘めているからだ。現地で関係者を取材すると、日本を含む各国バイオエタノール市場を開拓する意欲がにじみ出ていた。 「エネルギー・ドミナンス(優勢)」と声高に唱えてきたトランプ次期大統領。エタノール業
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