途上国中心に旺盛な需要 2025年の一般炭市場を展望

2025年2月13日

では、一般炭供給国の状況はどうであろうか。日本にとって最大の輸出国である豪州は、過去に続いた豪雨影響もなくなり、足元の生産は安定している。一方で現連邦政権の環境優先政策、石炭事業への圧力から中長期的な石炭供給力に対する予見性が低下するなど、今後の輸出量に懸念が生じている。5月までに実施予定の連邦総選挙の結果次第で、環境とエネルギー・資源政策が大きく変化する可能性もある点は注目すべきで
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