【特集1】規制委の“聖域化”はなぜ起きた? 審査体制の見直しが急務

2025年3月2日

米国の事業者なら撤退 外部の意見に耳を傾けず 独善と不合理の象徴は敷地内破砕帯の調査だ。まず大前提として、原子炉建屋は活断層の上に建てられない。ここで言う「活断層」の基準は、その断層が12万~13万年前(後期更新世以降)に動いたかどうかだ。 だが、規制委が審査する発電所はかつての審査指針で建設が認められ、すでに建っている。建設前であれば調査対象の地盤を直接掘削して
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