原発回帰に冷ややかな独電力 コスト・エネ政策が障壁に

2025年3月20日

【ワールドワイド/コラム】国際政治とエネルギー問題 ドイツではシュレーダー政権下の2000年以降、原子力発電は政府補助金で拡大し続けた再生可能エネルギーに押され始め、新規建設はなくなり、既設の運転で何とか持ちこたえた。10年10月の改正原子力法で既設原発の運転継続が規定されたが、翌年3月の福島第一原発事故で状況は一変してしまう。反原発の世論に火が付き、メルケル前政権は、6月
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