【現地ルポ/4月25日】下北の原子燃料サイクル施設〈後編〉六ヶ所再処理工場の最新事情

2025年4月25日

エネルギーフォーラム取材班がRFS施設取材(記者通信/4月23日)前日の4月17日に訪れたのが、青森県六ヶ所村にある日本原燃(増田尚宏社長)の原子燃料サイクル施設だ。下北半島の南東部に位置する広大な敷地には、使用済み燃料の再処理工場をはじめ、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターやウラン濃縮工場、MOX燃料工場など原子燃料サイクルに関係する重要施設が集積する。中核となる再処理工場は2026年度中のしゅん工を目指しており、翌27年度中にはMOX燃料工場がしゅん工する計画だ。厳重なセキュリティチェックを経て、サイクル施設の現況を取材することができた。

再処理工場等の全景。工事の進捗によって状況は日々変わる(原燃提供)
日本原燃本社の外観
六ヶ所原燃PRセンターから望む再処理工場

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